出典:http://ameblo.jp
3月20日についに開幕するMotoGPですが、2016シーズンは3人の日本人ライダーがフル参戦の予定ですね。
そこで今回は尾野弘樹選手について色々と語っていきたいと思います。
苦労人である尾野弘樹選手ですが、Moto3クラス2年目となる2016シーズンはどのような戦いを見せてくれるのでしょうか?
ということで今回は
尾野弘樹ってどんな人?
これまでの苦労話って?
2016シーズンの希望!
をテーマに検証していきます。
それでは早速見ていきましょう。
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尾野弘樹ってどんな人?
尾野弘樹さんですが、結論から言うと
オートバイのレーサー
ですね。
氏 名:尾野 弘樹 (オノ ヒロキ)
生年月日:1992年7月15日
体 重:50 Kg
身 長:163 cm
血液型:RH+A
好きな食べ物:メロンパン、グミ
出典:http://hiro76.net
好きな食べ物がメロンパンはまだしも、グミというのが面白いです。
しかも若い頃からずっと「グミ」を書き続けているんですよね。
3歳からポケバイに乗り始め、初めての優勝は8歳の時だったそうです。
この時はモトクロスと呼ばれる、オフロードコースを使ったバイク競技での優勝なんですね。
ロードレースでの優勝は2003年のことで10歳、11歳の時ですね。
世界のトップライダーの多くはモトクロスを経験している選手が多く、プロになってからも有効なトレーニングだと言われています。
全日本には2007年よりGP125クラスで参戦しており、2008年には早くもワイルドカード枠と呼ばれる、開催国の推薦選手枠(地元選手枠)を使い世界選手権にスポット参戦を果たしています。
2010年はイタリア選手権に参戦し、2011年には世界選手権に参戦しています。
しかし第4戦終了で解雇となり、2012年からはアジアドリームカップに参戦しています。
参戦2年目となった2013年にアジアドリームカップでチャンピオンを獲得、2014年には旧ヨーロッパ選手権「CEV」に参戦しています。
そして昨シーズン、2015年には世界選手権に返り咲き、2016年も同じく世界選手権Moto3クラスへの参戦が決まっています。
これまでの苦労話って?
出典:http://hiro76.net
尾野弘樹選手の苦労話ですが、結論から言うと
2011年にチームを解雇された
ことですね。
ロードレースの世界では「結果が出なければシーズン途中での解雇」というのはそれほど珍しいことではありません。
しかし、この年の尾野弘樹選手は2年落ちのマシンながらも第2戦では8位入賞を果たすなど、決して悪くないパフォーマンスを見せていました。
悪くないどころか、マシンのポテンシャルを考えれば健闘していると言えたパフォーマンスでしたね。
しかしながら、第5戦が始まる直前に突然チームから解雇されてしまったのです。
この背景にはチームの資金難があると言われていますね。
契約予定だったスポンサーとの契約が流れ、チームの活動資金が底をついたことが原因だと言われています。
それを裏付けるものとして、当時尾野弘樹選手は日本円にして500万円の持ち込みを要求されたそうですね。
第5戦目のレースに出発する日に、チームから“お前は来なくていいよ”と言われました。
理由を聞くと、お金が無くなったと。
今週走りたいのなら(日本円にして)500万円用意しろと。
出典:http://bylines.news.yahoo.co.jp
Moto3クラスとは言えど、世界選手権でも現在のバイクレース界はこのような状況なんですね。
尾野弘樹選手の代わりにシートに収まったライダーはスポンサーを連れてきたそうで、いわゆる持参金でシートを手にした状況でした。
同様のことは過去にも何度もありまして、日本人では高橋裕紀選手などが体験していますね。
モータースポーツ人気の低い日本、かつ震災直後ということもあり、当然1レース500万円も払ってくれるスポンサーを見つけることなど出来ずに、尾野弘樹選手は失意の帰国となってしまいます。
しかし、レースを続けたい気持ちは強く、更には「自分を解雇したチームを見返してやりたい」と思うようになり、活動するためにアルバイトに明け暮れたそうです。
当時を振り返って尾野弘樹選手はこう語っていましたね。
世界に戻るのは無理だと分かっていました。
日本に帰国してからは、それでもレースを続けるためにはお金を稼がなきゃとアルバイトをしていましたね。
山で木を切る仕事をしていました。
時給1000円の。
ずーっと木を切っていましたね。
出典:http://bylines.news.yahoo.co.jp
そんな尾野弘樹選手の転機となったのが新設されたロードレース・アジア選手権、通称アジアドリームカップでした。
参戦1年目こそ怪我の影響もありシーズン2位となりましたが、2年目は当たり前のようにチャンピオンを獲得し、それが世界の舞台への復帰へと繋がりましたね。
現在の日本人ライダーの環境は一時期に比べれば決して恵まれているとは言えませんが、それでも世界に誇るバイクメーカーがある国としては現状の日本人選手の少なさは残念ですよね。
尾野弘樹選手のようにたくさんの苦労を経験するとは思いますが、また多くの日本人が活躍するのを期待したいですね。
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2016シーズンの希望!
尾野弘樹選手の2016シーズンの希望ですが、結論から言うと
表彰台
ですね。
2015シーズンはチャンピオンを獲得したダニー・ケント選手とチームメイトだったこともあり、非常に多くのことが学べた年だったと思います。
チーム内ではダニー・ケント選手、エフレン・バスケス選手に次ぐ3番目の扱いだったことは否めませんが、チャンピオンマシンにチャンピオンチームということでたくさんの経験値を積み上げたのではないでしょうか?
それだけに、昨シーズンのベストリザルトが8位というのは少し寂しいですね。
2016シーズンはこのチャンピオンチームであるレオパード・レーシングではなく、ホンダチームアジアからの参戦となりますね。
Moto2クラスの中上貴晶選手がホンダチームアジアから参戦していますが、チーム力という意味では少し心配な部分があることは否めません。
なので、表彰台というのは厳しい目標だと思いますが、希望ということで2016シーズンは表彰台を期待したいと思います。
現実的に考えると、シングルフィニッシュを繰り返し着実にポイントを積み重ねるのが目標になると思いますね。
2013年の日本グランプリの動画です!
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
尾野弘樹ってどんな人…オートバイレーサー
これまでの苦労話って…資金難を理由にチームから解雇
2016シーズンの希望…表彰台!
Moto3クラスへのフル参戦2年目となる2016シーズンは、尾野弘樹選手にとって飛躍の年となってほしいです。
チームが変わったことなど未知数の部分はありますが、まずは安定してポイントを積み重ねていってもらいたいです。
そして、1戦くらい表彰台に立ってもらえると嬉しいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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