政府が日本から出国する人に課す「出国税」の導入を行う方針を固めたとの報道がありましたね!
いったいいつから導入されるのか?
また、どのくらいの税率になるのでしょうか?
なんでも増税なイメージがありますが、他にも出国税を導入している国はあるのでしょうかね?
そして気になるのが…出国とくれば入国…。
日本に入る時にも税金がかかるようになる可能性もあるのでしょうか?
ということで今回は
出国税の導入はいつから?税率は?
出国税の導入国はあるの?
今後は入国税も導入?
をテーマに検証していきます。
それでは早速見ていきましょう。
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出国税の導入はいつから?税率は?
出国税の導入ですが、結論から言うと
2019年中の導入
を目指すとのことです。
まだ原案の段階で、正式に決定したわけではないですね。
なんでも年末にまとめる2018年度税制改正大綱に盛り込んで、2019年度の開始を目指しているとの報道ですよ。
税率に関しては一律1,000円というのが軸となっているようで、こちらもまだ決定ではありません。
近場に行くときも、遠くに行くときも…そういった距離に関係は無く、日本を1回出る時に一律1,000円という形になるんですね。
近場で安い航空券ですと税率が高い気がしてしまいそうです。
ちなみに国籍は問わないとの原案ですので、日本人が日本から出国する際にも出国税が発生することになりますね。
2019年度中の導入ということで…2020年の東京オリンピックでの訪日客から税金を取ろうとする魂胆が透けて見えるような…。
出国税の導入国はあるの?
出国税の導入国ですが、結論から言うと
結構たくさんある
ようですよ。
出国税という名前ではなく、空港使用料や空港税という名称で課している国もあるので、決して珍しいわけではないようですね。
ちなみに日本でも施設使用料というのは徴収されており、チケットの代金に含まれているんです。
空港によってや路線によって金額は違うんですけどね。
出国税を導入している代表的な国ですが、
・アメリカ
・韓国
・オーストラリア
が有名ですよ。
「電子渡航認証制度に基づく申請手数料」として、ビザ免除国からの渡航者に対し、14ドル(約1540円)を徴収。
「出国納付金」として、出国旅客に対し徴収。
飛行機の場合は1万ウォン(約975円)
「出国旅客税」として、出国旅客に対し60オーストラリアドル(約5280円)を徴収。
こうして見ると、自国の人間に対して税金を取る国は珍しいのかもしれませんね。
ですが、搭乗税とか旅客サービス料とか、空港保安料とか、色々な名称で色々とお金がかかっている国は非常に多いので…一概にはコメントしづらいところです。
恐らくではありますが、出国税もチケット代金に上乗せとなり…意識しないままに徴収されることになりそうですね。
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今後は入国税も導入?
入国税に関してですが、結論から言うと
現在までは話は出ていない
ようですね。
ですが、先ほど紹介したように諸外国では「出入国税」としているところもありますので、今後日本でも導入されないかというと微妙なところです。
ただ、インドネシアは今まで出入国税を取っていた国ですが最近廃止となっています。
どちらが世界的に主流…というわけではないようですね。
税金の導入自体には反対ではないのですが、問題はその税金がどのように使われるか?ですよね。
正しく使われていないイメージがついているから、多くの方が増税に反対するのだと思います。
報道されている出国税は日本人からも徴収するとのことですので、日本人にも恩恵があるような使い方をしてほしいですね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
出国税の導入はいつから…2019年中に導入を検討
出国税の導入国はあるの…名称は違えど珍しくはない
今後は入国税も導入…現時点では原案はない
ここまで話が進んでいると、間違いなく導入されるでしょうね。
時期や金額が多少変動になるくらいで、導入は避けられないと思います。
それならば、是非とも増収となった税金を有効に活用してほしいものです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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