出典:https://kotobank.jp
北朝鮮の動向が安定しない状況ですが、また日本の排他的経済水域にミサイルが落下したと報じられていますね。
このニュースでよく聞く「排他的経済水域」とはいったいどういった場所なのでしょうか?
知っているようで知らないこの言葉について調べてみましたよ。
また、領海との違いも見てみます!
そして気になるのは、排他的経済水域にミサイルを撃たれて…戦争にならないか…ですよね。
ということで今回は
排他的経済水域とはなに?
排他的経済水域と領海との違いは?
排他的経済水域にミサイルで戦争になるのか?
をテーマに検証していきます。
それでは早速見ていきましょう。
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排他的経済水域とはなに?
排他的経済水域ですが、結論から言うと
排他的管轄権を行使しうる水域
と定義されているようです。
と言っても…これは結構わかりにくいですよね。
かなり簡単にわかりやすく言うと「海の資源を優先的にとれる場所」となっています。
国際的に定められているものとしては「陸地から最大200海里(約370km)までの領域で、資源の採取や開発の権利を有する」となっていますね。
この領域内では魚などを取ったり、レアメタルや石油・ガスなどの資源を取ることが出来るということになります。
言い換えると、他国の排他的経済水域では、魚や鉱物、エネルギー資源を取ってはダメということですね。
200海里までが他国の陸地になるケースは、基本的には中間までを排他的経済水域にしている場合が多いみたいですよ?
ただ、双方の国で話し合いをして合意に至れば200海里までなら広げることも可能となっています。
排他的経済水域と領海との違いは?
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排他的経済水域と領海の違いですが、結論から言うと
出来ることが違う
となりそうです。
領海というのは陸地から12海里以内の部分を指し、基本的にはその国の領土に近い扱いとなっていますね。
その国の安全を害さない範囲での航海や航空が認められているだけで、領海内で他国が漁業や密猟などを行った場合には、その国の法律で罰することが出来ます。
そして、領海から排他的経済水域との間には「接続水域」というものが定められています。
陸地から24海里以内の部分がそうなのですが、ここは基本的に外国籍の船の出入りは自由となります。
ですが、怪しげと判断した場合には「警告」や「監視」などを行う権利を有していますね。
そして、その外側が排他的経済水域ということになります。
この水域では外国籍の船や飛行機の出入りは自由ですし、「警告」や「監視」などの権利もありません。
有する権利は先ほど紹介した「資源を取る権利」だけですね。
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排他的経済水域にミサイルで戦争になるのか?
排他的経済水域に北朝鮮からミサイルが撃たれていますが、結論から言うと
これだけでは戦争にならない
ですね。
様々な要因が絡み合って戦争へ発展する可能性はありますが、基本的には「戦争にはならない」と言えます。
先ほど違いを紹介したように、領海であれば自国の領土と同等ですので…領海に打ち込まれた場合は戦争に発展する可能性は高いでしょう。
国際情勢やマナー・モラルの問題として、他国の排他的経済水域にミサイルを落とすということは一般的には行いません。
ですが…この領域で有する権利は「資源の採取・開発」なので、他国が軍事活動をしていても違反ではないということになりそうです。
もちろん、「ミサイルによる海の汚染」などから「資源の採取に影響を与える」として抗議をすることは可能ですが…。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
排他的経済水域とは…資源を取る権利のある水域
排他的経済水域と領海との違いは…取り締まれる内容が違う
排他的経済水域にミサイルで戦争になるのか…これだけではならない
ニュースでよく聞く言葉ですが、調べてみて色々と違いがあることがわかりました。
北朝鮮はというと、違反ではないためにここにミサイルを撃っているわけですね。
確かに北も西も大陸ですからね、打てるところは東と南の海となり…どちらも日本の水域となるのでしょう。
動向が不安定ですが、戦争にはならないと良いですよね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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