北朝鮮が生物兵器である炭疽菌をICBMに搭載する実験を始めた、という情報が報じられていますね。
果たして本当に炭疽菌をミサイルに搭載して使用することは出来るのでしょうか?
そもそも炭疽菌とはいったいどんなもので、テロなどに使用された場合にはどのような症状が出るのか気になるところですよね。
万が一のためにも、ワクチンや抗生物質などの治療法・治療薬があるのかどうかも気になるところです。
ということで今回は
炭疽菌を北朝鮮は本当に使えるのか?
炭疽菌が発症すると症状は?
炭疽菌の治療法やワクチンはあるのか?
をテーマに検証していきます。
それでは早速見ていきましょう。
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炭疽菌を北朝鮮は本当に使えるのか?
北朝鮮の炭疽菌による生物兵器テロですが、結論から言うと
可能性はある
と言えそうですね。
なんでも既にミサイルに搭載する実験に成功している…なんて話もあるようです。
生物兵器としての炭疽菌は、今に始まったことではなく第二次世界大戦の頃から盛んに研究されているんですよね。
世界中どこにでもいる常在菌ということで比較的入手が容易かつ、培養が簡単で安価に行えるということでこの世界ではメジャーとのことですよ。
特に培養が容易で安価というのは…北朝鮮のようにあまりお金が無い国でも可能というわけなんです。
国家レベルではなく、テロ組織レベルでも所持することは可能と言われているそうですね。
しかし、効果的に使える状態にするには高い科学技術が必要と言われていますね。
またICBMに搭載するためには、大気圏再突入の際の高温に耐えられるようにしたりと…非常に技術力が必要とされていますよ。
果たして北朝鮮の科学力がどの程度かは不明ですが、決して楽観視して良い状態ではないと思います。
炭疽菌が発症すると症状は?
炭疽菌による症状ですが、結論から言うと
炭疽症
と呼ばれています。
主に皮膚の傷口などから感染する皮膚炭疽と、呼吸器を介して肺に感染する肺炭疽があるようですね。
特に肺炭疽が非常に危険と言われ、未治療での致死率は90%以上という恐ろしい細菌です。
肺炭疽症の話に絞りますが、症状としてはインフルエンザに近いんだそうですね。
高熱や咳が出て、進行すると膿や血痰を出して呼吸困難となるとのこと。
過去にはアメリカ、ソビエト、イラクなどが生物兵器として保有しており、ソ連に関してはICBMに搭載した生物兵器を配備していたとも言われているんです。
こういった技術者が北朝鮮に流れている…なんて話もありますので、北朝鮮も使用出来る状態まで技術力が高まっている可能性はありますよね…。
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炭疽菌の治療法やワクチンはあるのか?
炭疽菌の治療法やワクチンですが、結論から言うと
あることはある
ようですね。
生物兵器として求められる要件に、「人から人へ感染しない」ことと「有効な治療薬がある」ことが大切なんだそうです。
後から自軍が入った際に、自軍にも感染してしまう可能性があるからですね。
しかし炭疽菌に関してはワクチンの効力が十分とは言えず、しかもアメリカで1社が製造しているのみなんだそうです。
副作用の可能性も高く、3~6回もの接種が必要とされ、予防接種は推奨されていないそうですね。
アメリカでは在韓米軍兵士はワクチン接種をしているといった情報もありますよ。
ちなみに、日本にはワクチンは無いそうです!
治療法としては抗生物質が有効だそうで、ペニシリンやテトラサイクリンなどが用いられるようですね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
炭疽菌を北朝鮮は本当に使えるのか…使える可能性も考えなくてはいけない
炭疽菌が発症すると症状は…高熱や咳から呼吸困難に
炭疽菌の治療法やワクチンはあるのか…ワクチンは無いに等しいが、抗生物質が有効
北朝鮮のニュースが怖かったので色々と調べてみましたが、一般人レベルで出来ることは無い感じですね。
日々しっかりと情報を仕入れて、何かあったらすぐに病院に行くくらいしか出来ることはなさそうです。
防毒マスクは有効なようですので、いざ時用に備えておくのは良いかもしれませんね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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