出典:https://www.nknews.org/
動向に注目が集まっている北朝鮮問題ですが、新たにSLBMの発射実験の準備を行っているのではないかと報じられています。
現在かなり心配な状況になりつつありますが…SLBMが北の潜水艦に搭載されることで、また新たな脅威となってしまうようですよ。
いったいこのSLBMとは何なのか?
以前から話題になっているICBMとは何が違うのでしょう?
ということで今回は
SLBMとICBMの違いとは?
SLBMの仕組みって?
SLBMが北朝鮮の潜水艦に搭載される脅威!
をテーマに検証していきます。
それでは早速見ていきましょう。
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SLBMとICBMの違いとは?
SLBMとICBMの違いですが、結論から言うと
発射場所の違い
ですね。
今回話題になったSLBMというのは、submarine-launched ballistic missileの略だそうで、日本語で言うと潜水艦発射弾道ミサイルということになります。
対して以前から話題になっているICBMはintercontinental ballistic missile、大陸間弾道ミサイルなんですね。
どちらも弾道ミサイルなのですが、最大の違いはSLBMは潜水艦から発射されるということのようですよ。
ICBMのように射程による定義はなく、潜水艦から発射出来る弾道ミサイルのことをSLBMと呼んでいます。
SLBMの仕組みって?
SLBMの仕組みですが、結論から言うと
海水が入らないように覆われている
のが特徴のようですね。
潜水艦から発射するために、海水が入らないような構造となっているとのこと。
それ以外は他の弾道ミサイルと変わらないようです。
海中から発射するために、高圧水蒸気で海面まで射出し、空気中に出てからロケットに点火することで弾道ミサイルとなるんですね。
そのため、技術的には通常の弾道ミサイルよりも難しいと言われています。
初期の頃のSLBMは潜水艦が海上に浮上しなければ発射出来なかったそうですが、現在は海水が入らないように覆う技術が確立され海中から発射出来るそうです。
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SLBMが北朝鮮の潜水艦に搭載される脅威!
北朝鮮がSLBMを持つ脅威ですが、結論から言うと
どこにあるかわからない
ことですね。
潜水艦という深海を行動できる船に搭載することで、非常に存在を探知することが難しくなるようです。
現在はかなりレーダーが発展していますが、それでも広い海の中で1隻の潜水艦を探すのは困難なんですね。
地上の基地に作られるICBMの発射台ですと、変な話ですが撃たれる前に破壊することで無力化が可能です。
ですが、どこにいるかわからない潜水艦は撃墜が非常に困難になりますよね。
そのために報復攻撃の脅威を示すことが出来るそうで、先制攻撃の抑止力になると言われているんです。
今回ですとアメリカが北朝鮮を攻撃して、北朝鮮の基地を無力化することに成功しても潜水艦から反撃を受けてしまうということなんですよね。
現在の硬直状態が続く原因となり、更に北朝鮮のミサイル開発が進んでしまうということが本当の脅威と言えそうです。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
SLBMとICBMの違いとは…発射する場所の違い
SLBMの仕組みって…海水が入らない構造
SLBMが北朝鮮の潜水艦に搭載される脅威…報復攻撃のリスク
予断を許さない北朝鮮の現状ですが、戦争にならないことを祈る限りですよね。
ですがにらみ合ったまま時間だけが過ぎるというのも、リスクを高めるだけと言えそうです。
中国、ロシアの協力で政治的に解決出来ると良いのですが…難しそうですよね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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