先天性二尖弁とはどんな病気?読み方や病状、手術や検査方法や遺伝するのか調べてみた!

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
Pocket

先天性二尖弁

テレビの健康番組「主治医が見つかる診療所」にて、ノンスタイルの井上裕介さんが先天性二尖弁であることが発覚しましたね。

聞きなれないこの病気はいったいどんな病気なのかということが話題になっています。

読み方が難しいですが「せんてんせいにせんべん」と読むようですね。

過去には武田鉄矢さんもこれが原因で大動脈弁狭窄症という病気を発症し、手術を受けています。

いったいどんな病気なのか、病状や手術の必要性、どういった検査で発覚するのかなどが気になるところです。

また、「先天性」というだけに遺伝するのかというのも気になりますよね。

なんでも心電図の検査で見つかるケースが多いという話も…。

ということで今回は

先天性二尖弁とはどんな病気?

先天性二尖弁の検査方法は?

先天性二尖弁は遺伝するのか?

をテーマに検証していきます。

それでは早速見ていきましょう。

スポンサーリンク

先天性二尖弁とはどんな病気?

先天性二尖弁という病気ですが、結論から言うと

生まれつき大動脈弁が2つしかない

ことのようです。

大動脈というのは本来3枚の弁があるそうで、それが開閉を行うことで血液を一方向へ送る手助けをしているそうです。

この弁のおかげで、心臓から送り出された血液が逆流することなく全身を巡ることが出来るんですね。

そして、先天性二尖弁というのは「生まれつき大動脈弁が2つしかない」んだそうですよ。

決して珍しい病気ではなく、100人に1~2人ほど見られるということですので周囲にこの病気の方がいる可能性は高いですよね。

それにも関わらず、意外と知られていないのは「本人も気づかないから」ということが大きいようです。

大動脈弁が2つしかなかったとしても、直ちに影響が出るというものではないので気付かないことが多いと言われているんです。

しかし本来3つあるはずの弁が2つしかないことにより、1つの弁にかかる負担が大きく長期的には弁が壊れる確率が上がるそうですよ。

そのため、ある程度の年齢で弁が開かず狭くなる大動脈弁狭窄症や、弁が逆流する大動脈弁閉鎖不全症を発症する方が多いんですね。

弁が開かない大動脈弁狭窄症のケースでは、血液の流れが悪くなることで心臓に負担がかかり、最悪心不全に繋がるようです。

弁が逆流する大動脈弁閉鎖不全症のケースでは、血液が逆流することで循環出来なくなり心不全となるそうです。

先天性二尖弁

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

先天性二尖弁の検査方法は?

先天性二尖弁の検査方法ですが、結論から言うと

聴診、胸部レントゲン、エコー、心電図

などがあるそうです。

健康診断などで必ず行う聴診でも発見されるケースが結構あるようで、心臓の雑音が聞こえるので精密検査を勧められるパターンですね。

胸部レントゲンや心電図、更には心エコーによって心臓の負担のかかり具合や弁の狭さの度合いがわかるようで、こちらで発覚する方も多いみたいです。

その後は心カテーテル検査CT検査などで定期的に検査を行い、手術に備えることになるとのことですよ。

症状が軽い間は薬などで対処するようですが、基本的に治るものではなく年齢と共にリスクが高まるのでいつかは手術するケースもありますし、生涯問題がないケースもあるようです。

手術では疲労した自分自身の弁を取り除き、代わりの人工弁を入れるそうですよ。

機械で出来た機械弁と、牛や豚などの弁から作られた生体弁があるそうですが、それぞれ一長一短で患者さんのケースに合わせて選択するんだそうです。

ノンスタイルの井上裕介さんも、まだ若いこともありすぐに手術が必要な状態ではないみたいですね。

今のところは通常の生活をするうえで心配なことはないそうですが、定期的に検査を行って状態を確認する必要はあるようです。

全く問題がなく生涯を送れる方も多いそうですが、弁に消耗が確認されると手術を行うことになりそうですね。

【関連記事はコチラ】

早川史哉の病気は急性白血病!生存率や症状、原因、余命や復帰時期について!

SOFT BALLET森岡賢は病気だった?本当の死因を嫁や息子が公表しない理由!

スポンサーリンク

先天性二尖弁は遺伝するのか?

先天性二尖弁は遺伝するのかということですが、結論から言うと

遺伝する

ようです。

残念ながら先天性二尖弁は遺伝の影響を受けるようですね。

つまり、先天性二尖弁の方の子供が同じ病気となる可能性は高まるということになります。

とは言っても元々100人に1~2人が発症するという珍しくはない病気です。

そして先天性二尖弁のある方の親、あるいは子供にも同じ症状があるケースは9%と言われているそうです。

なので通常1~2%の確率が9%まで上がるわけですので、リスクは5~10倍高まると言えますね。

こう聞くと遺伝による影響は大きいと考えてしまいますが、そもそも珍しくはない病気ですし、全く問題なく生涯が送れる方も多い病気です。

それほど心配する必要はないですが、親族が先天性二尖弁だと言う方は1度検査してみるといいかもしれませんね。

まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

先天性二尖弁とはどんな病気…生まれつき弁が2つしかない

先天性二尖弁の検査方法は…聴診やレントゲン、エコー、心電図など

先天性二尖弁は遺伝するのか…リスクは高まる

今回はノンスタイルの井上裕介にこの病気が見つかったことで注目を集めましたね。

しかしこの病気に限らず、病気の基本は早期発見早期治療ですので、やはり定期的に健康診断をすると良いですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

【関連記事はコチラ】

早川史哉の病気は急性白血病!生存率や症状、原因、余命や復帰時期について!

SOFT BALLET森岡賢は病気だった?本当の死因を嫁や息子が公表しない理由!

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする